左の写真はこの人の本当の咬み位置ですが、奥歯が邪魔で上手く噛むことができれいません。現在は右の写真の位置で咬んでおり、多くの歯がしっかりと上下で接しています。しかし本来の位置からは顎部分をズラして咬んでいます。

これではズラスために筋肉を使い続けてしまい、筋肉は疲労してしまいます。

このような噛み合わせは、習慣的に得た噛み合わせであり、バランスの取れた噛み合わせの位置ではありません。ただ、噛み合わせが悪いからと言って自覚症状が出るわけではなく、症状が出るかはその人によってさまざまです。

当医院では、正しい噛み合わせを診査診断するため、歯の石膏模型と噛み合わせの機械を使い精密検査を行います。また、歯や顎の筋肉、顎関節の各種検査を行い正常な噛み合わせになっているかを診断します。

このような精密検査を行うことによって、現状の噛み合わせの問題と今後起こりうる問題を知ることができます。